理事長写真

理事長あいさつ

木材需要の振興と
組合組織の活性化のために

平成30年5月30日 渡辺 昭
 このたび、平成30年5月30日に開催されました「役員改選のための総代会」に於きまして理事に選任され、また、同日開催の「理事会」に於きまして、再び理事長にご推挙を頂きました渡辺でございます。理事長として2期目に入る訳でございますが、その責任の重さに身の引き締まる思いでございます。また、副理事長2名、常務理事3名共に再任をご承諾頂きました。
 前期(平成29年度)は、委員会活動や班活動を活発に行う様にお願いしましたところ、木と暮しのふれあい展には例年以上の、のべ230名もの組合員の方々にお手伝いをいただきました。また木材会館1階多目的ギャラリー有効活用企画として、「落語寄席」及び「深川踊り」を開催致しましたところ、多数の組合員及び従業員とその家族の皆様にご参加を頂きました。また組合員をお招きして、「創立111周年記念祝賀会」を盛大に開催することが出来ました。その他、「組合月報」及び「ホームページ」の刷新等に取り組んでいただきました。この様に幅広く多数の事業を無事に成し得ることが出来ましたのも、組合の財政基盤を築いて頂いた諸先輩方々、そして組合員の皆様の温かいご支援があったからこそと深く感謝申し上げる次第です。引き続き、組合員に対する還元方法の充実を図りたいと考えておりますので、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
 現在の木材業界を取り巻く環境は、追い風が確実に強まって来ていると感じられます。近年、地球温暖化等の環境問題に対する意識や関心が高まる中、循環資源である木材の強さ、美しさ、優しさが改めて見直され、建築物は元より、日用品、玩具等、身近なものに至るまで、木材の利用が広がりを見せております。
 戦後に造成された人口林の多くが本格的な利用期を迎え、その豊富な木材の活用が喫緊の課題となっております。中高層建築や非住宅の建築物などの大規模な施設においても木材を使った建築がし易い様、建築基準法が改正されると共に、平成22年に施行された公共建築物等木材利用促進法も施行後の取組状況を踏まえ変更されましたので、公共建築物から一般の建築物に至るまで木材利用は順調に増加しており、国産材の需要底上げにも繋がっております。今後更なる木造化、木質化の推進も期待出来ると考えられます。
 来る2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に於ける木材の活用については、ご承知の通り、主要施設となる新国立競技場の他、関連施設等への木材利用が積極的に取り組まれております。この機会を通じて、住宅は元より、オフィスや商業施設等、あらゆる生活空間に於いて、人の手に触れるところに、より多くの木材が使用される様に、業界全体で取り組む必要があると考えております。我が国の誇れる「木の文化」をアピールすると共に、木材需要拡大に繋がることを期待しております。我々はこの様な機運を大いに活用し、木材業界を盛んな業界に仕上げて行かなければなりません。
 この度ご退任されました役員の皆様には、長きに亘り組合運営に努力頂き心から感謝申し上げます。今後共、組合のためにご指導を賜ります様、お願い申し上げます。
 組合員の代表であります総代の皆様に対し、今回新たに就任されました役員一同の力を結集して木材業界発展のために邁進することをお誓い申し上げ、また、皆様方のご繁栄とご健勝をご祈念申し上げ、理事長就任のご挨拶と致します。