東京木材問屋協同組合



文苑 俳句

去年今年

木 々 朗

柚子すべて採りたるあとに月上げて
全楽章第九を聴いて年惜しむ
よき挿絵ある古暦捨てられず
船の波湖岸に音や日の短か
枯草の嵩踏めば海の間近なり







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