東京木材問屋協同組合


文苑 短歌


雑詠

深川木好

一、往年の深川木場を偲ぶ朝
   ビルの谷間に秋風の立つ

一、白神の の樹林は紅に
   夕日に染まり輝きて見ゆ

一、秋深しスカイツリーの天高く
   澄わたる空雁鳴き渡る

一、亡き母の夢に現れ感冒ひくと
   布団をかけてさっと消えゆく

一、里山の四季それぞれの姿見て
   朝夕食事我の贅沢






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