東京木材問屋協同組合
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第31回「木と暮しのふれあい展」開催

第31回「木と暮しのふれあい展」開催

〈平成23年10月1日(土)・2日(日)午前10時より、於都立木場公園〉


 恒例の「木の日」の行事・第31回「木と暮しのふれあい展」は、“森を育てたい。だから木を使おう。受け継ごう。日本の文化、木の住まい。”のテーマの下、10月1日(土)及び2日(日)の両日、午前10時より都立木場公園イベント広場において盛大に挙行された。(実行委員会発表、来場者数延べ55,000人)

主催:東京都/(社)東京都木材団体連合会
実施:「木と暮しのふれあい展」実行委員会
後援:東京緑化推進委員会
協賛:関東森林管理局東京事務所/東京都森林組合連合会/東京都合板組合連合会

 10月1日、午前10時25分、長浦愼一実行委員長(新東京木材商業協同組合 理事長)による開会宣言の後、10時30分より記念式典が行われ、吉条良明・社団法人東京都木材団体連合会会長(当組合理事長)は、その挨拶の中で、
「只今、ご紹介をいただきました 東京都木材団体連合会の吉条でございます。本日は、休日にもかかわりませず、ご来賓各位のご臨席を賜りますとともに、会場には、多数の皆様にご来場をいただきまして、誠に有り難うございます。厚くお礼を申し上げます。この「木と暮しのふれあい展」は、昭和56年、日比谷公園において、第1回を開催しました。平成7年に、木場の問屋街が新木場に移転しまして、この地が都立の公園として、また防災拠点として出来上がり、ここに定着することになりました。内容の充実を図りながら、今回で31回を迎えることができました。回を重ねて、この催しが恒例行事として定着し、昨年は、過去最高の5万人のご来場をいただきました。本年も昨年よりも多くの皆様が参加していただきますことをお願い致します。永年に亘ります皆様のご支援により、このように盛大に「木と暮しのふれあい展」を開催できますことを、心より御礼申し上げます。さて、東日本大震災の発生から半年以上が経過しました。広範囲に及ぶ巨大な地震・津波と、原発事故を誘発する未曾有の国難という中で、陸前高田松原の7万本の松の海岸では、1本の松が奇跡的にも生きながらえました。この「奇跡の一本松」の明日への希望をいだかせる姿に感銘し「木と暮しのふれあい展」のポスターに取り上げさせていただきました。復興のシンボルとなっているこの松を、末永く保存したいとの願いとともに、一日も早い現地の復興への支援のため、義援金の募金の準備をさせていただきました。ご協力を賜りますようお願い申し上げます。木は、生命の源である空気と水と密接な繋がりをもっています。私達の生活を支える根源的な役割を担っています。樹木は、光合成によって光エネルギーと使い、水と大気中の二酸化炭素から有機物を合成して生長し、酸素を大気中に放出します。一方、呼吸作用と、樹木が枯れ腐朽分解することによって、酸素が吸収消費され、二酸化炭素が大気中に放出されます。また、森林が伐採され、その後植林することで新たな森林が成長し、酸素の供給源となるとともに、木材として利用されることにより腐朽分解の速度が緩和され、酸素の消費が抑制されます。この樹木を介した、空気の吸収と放出の循環において供給される酸素によって、私達の生存が成り立っています。水との関連では、森林は、海洋とともに大量の水を蒸発させ、降雨をもたらす水の循環の一要素となっています。地表に森林があることによって、雨水が浸透、蒸散し、流出する水量が緩和されます。洪水や土壌の浸食、渇水など私達の生存を脅かす天災を少なくし、生命を維持するために必要な継続した水の供給を可能にしています。このように、木と空気と水はお互いに関わり合って作用し、良好な環境を形成して、私達の営みを支えています。しかし、産業革命以降、化石燃料を短期間に大量消費し、数億年前から地中に貯留埋蔵されていた二酸化炭素が大気中に放出され、地球温暖化という気候変動を引き起こし、我々の生存を脅かす事態を招いています。この危機的な状況を改善するには、木と空気と水が関わる相互作用を最大限に引き出す必要があります。そのためには、森林の持続的で適正な育成が不可欠であり、その鍵となるのは、木材の利用の促進です。「木と暮しのふれあい展」では、早くから「森を育てたい。だから木を使おう。」をテーマとして、木材の利用が森林の健全な育成に不可欠なものであり、私達の生活に貢献することをアピールしてきました。昨年、「公共建築物等木材利用促進法」が施行され、私達の永年の願いがようやく実を結び、「木材の新たな時代」を迎えることができました。公共施設の整備においても、木材が大いに利用されることを切望しています。さらに、より多くの消費者の皆様に、木材に対する理解を深め、利用していただかなければなりません。会場では、多くの皆様が、木と触れ合い、親しんでいただける催しを数多く準備しました。木の良さを肌で感じていただき、木材に対する理解を深めていただきますようお願いいたします。この「木と暮しのふれあい展」が、木材を数多く使用していただくことが環境を守るという、大きな夢に向けての小さくとも意義ある一歩となりますよう願いまして、挨拶とします。」
と述べられた。

 さらに、来賓の林野庁阿部勲木材利用課長、東京都議会西岡真一郎経済・港湾委員長、山附F明江東区長が祝辞を述べられた。

 続いて、アトラクションとして、アルプホルン演奏・木場の木遣・辰巳太鼓・キャラクターショー(海賊戦隊ゴーカイジャー)などが演じられた。本年は「東日本大震災」の復興・復旧を願い各ブースには募金箱を設置し募金を呼びかけた。また、当組合が提案した新企画として、参加費を「東日本大震災義援金」に充当するラリー形式イベント「ミックスボックスラリー」(各ブースで配付される部品を集め組み立てる)が行われた。

 また、木に親しむコーナーとして当組合をはじめ、材商、新東京、都林業研究グループ協議会、木場製材、原木、銘木、都買連、都農水振興財団・東京緑化推進委員会、関東森林管理局東京事務所、都森連、TOKYO木材ネットワーク、城南職業能力開発センター・城東職業能力開発センター足立校、東京中小建築業協会、全建総連東京都連、生協・消費者住宅センター、雑木林からの恵み会、都椎連、大多摩観光の出展19団体に及ぶテント張りブースでの多種多様な木製品等の展示・即売や農林産物販売などが催され盛況であった。また、今回は当組合の担当であるチャリティーオークションも成功裡に終わり、前年以上の売上を得た。

 当組合では企画展示棚を設置して、3階建木造住宅断面図パネルや木工教室の完成品等の展示を行い、独自の企画をPRすると共に、樹種当てクイズ、この木・何の木クイズ、木の掘り出し市、かんな削りコンテスト、木工教室、木のはがき、木のねんど工作、手がたの切り抜き、積木広場、木製品販売、マーク入りチラシ持参者に対する粗品の贈呈、江戸指物の実演、飫肥杉製品の展示販売等数多くの催しを通し、都民の皆様に広く、木材の良さを実感して頂いた。更に東日本大震災義援金募集に加えて、「緑の募金」への協力を呼びかけ東京緑化推進委員会へ寄付した。

 この「木と暮しのふれあい展」開催に当たり、ご尽力くださった役員各位はじめ、市場振興及び環境・運輸交通委員、協力者の皆様、及び事務局職員の皆様、お疲れ様でした。



挨拶中の吉条都木連会長


企画展示棚

東日本大震災義援金募金
「ミックスボックスラリー」

初企画「指物実演」

チャリティーオークション

記念写真付「手がたの切り抜き」

この木、何の木?クイズ

樹種当てクイズ

木の掘り出し市

木製品販売コーナー

クイズ景品交換所

My箸作り「木工教室」

折りたたみ椅子「木工教室」

置き時計・オルゴール箱「木工教室」

ミニチュア椅子・花かご「木工教室」

コーナーラック「木工教室」

乾くと木になる「木のねんど」

積木広場

来年のあなたに届く「木のはがき」

長さに挑戦!「かんな削りコンテスト」
 








     
 

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