東京木材問屋協同組合



文苑 俳句

節 分

美濃釣忍

八十の豆撒き十も食べられず
底知れぬ闇の林場に豆を打つ
海苔粗朶の黒光して日の昇る
ゴム手袋で拍手を打つ海苔掻女
絵馬を書く異国の女あたたかし







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