七月雑詠(沖縄雑詠)
細田安治
下手投げ水きり飛び石台湾へ 砂糖きび一年の汗たばこ銭 逞しきしゃくどういろのさかなとり 汐のわざまぼろしじまは見え隠れ せめぎあう海ぶつかって宮古島 三しんのしらべは無我に踊りの輪