十二月雑詠 銀杏五題
細田安治
木枯らしに銀杏ここぞと黄金の雨 敷きつめし黄金のむしろ足いずこ さかさびにキラキラ舞とぶ黄金の蝶 朝まだきうつろう銀杏黄金の顔 ゆらゆらと黄金の筏いずこにぞ *黄金は(キン)と読んでください