雑 詠
細田安治
葉たまりや想わず掃きよせ黄金色 木枯らしや道いっぱいに金の色 黄金の葉リストラ御免としがみつく 紅葉やまだまだまだと落ちぬこのままで 小春日の落ち葉くるくる師走入り 透き通り銀杏鮮やかまっきい色