雑詠 木枯らし
細田安治
深川に海さかのぼりエイ見参 一望にきんのもうせん足どこへ 冬枯れに新芽覗いて春はすぐ 木枯らしにケヤキどっこい凜とたつ さかさ日にカルガモおこす金のなみ 食べたいか息どこまでか鵜のもぐり