東京木材問屋協同組合



文苑 俳句

十二月

木 々 朗


アレンヂや朱の冬薔薇前面に

茎漬や本場の京に旅をして

まえ書きもあと書きもなし返り花

雲間よりもれる日差しも十二月

息白し前後に背骨反らしけり









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