耶馬木渓
白秋ゆかりの柳川で 川下りの舟に乗り 詩集「思い出」にうたわれた 当時の面影色濃く 「どんこ舟」にて漕ぎ出した 手こぎの木舟を船頭が 棹一本操りながら 狭い掘割巧みに漕いで ナマコ壁など通り過ぎ しだれ柳の緑が映える 行・来の舟に声かけあって 水郷情緒に酔いしれる 楽しく過ごした川下り