「八月雑詠」
深川木好
一,戦中の厳しき躾け父母の 深き愛情今や想い出
一,硫黄島玉砕の兄敗戦日 反戦誓い靖国を詣う
一,秋田より木材積んでトラック便 ドライバーの訛りなつかし
一,挽きたての木の香に心癒されて 夏空のもと勵む配列
一,湯沢市の七夕キャンペン神田街 佐竹太鼓に胸の轟き 一,七夕はやはり夜だよ湯沢市の 絵灯籠の美人画を見よ