東京木材問屋協同組合


文苑 短歌


光り綾なす

深川木好

一,柿若葉ぐん伸びて物干を
   汗を流して三尺移動

一,冷雨にも酷暑も負けず農事する
   隣り夫婦の姿逞し

一,古里の山菜野菜宅急便
   あまりの旨さに不況忘れる

一,東木協長寿を祝う写真見て
   吾七十三雛と悟る

一,緑り増す生気漲る前の山
   針広葉樹光り綾なす

一,梅の実が日毎大きく丸味おび
   梅酒を作る日の近づきぬ







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