雑詠
深川木好
一、今年又木の日来たりてPR テントに入りて八十路楽しむ
一、来る客が親父若いと皆が言う 八十路迎えて材木を積む
一、急ぐとも急がなくとも時は過ぎ あの世とやらの距離は近づく
一、我が心磨かんとして墨を磨り 黙々として初秋に習う
一、材木の仲間が集う東天に 傘寿の祝い紅の輝く