雑 詠
深川木好
一、秀筆を吾れの傘寿のお祝いに 贈りし人の励ましの声
一、続編の心のままに手傅いし 吾娘手に取りて笑みのこぼれる
一、夕映えに華やかなりし菊花展 野菊プラザに時を忘れて
一、堂々と進もう東北六県の 人々強く復興の道
一、鉄製の体重計も一日ごと 冷たくなりて暮の迫り来