1)【万能細胞(STAP細胞)の開発成功】 「リケジョ」(理系女子)の快挙! このネット情報が世界を駆け巡った。1月29日午後、理化学研究所(神戸市)の小保方晴子氏(30才)他、米ハーバード大等の研究チームがSTAP細胞を作り出すことに成功し、世界が大発見を絶賛した。iPS細胞より製作が容易で、人の細胞でも成功すれば、傷んだ組織や臓器を蘇らせる再生医療に応用できるという。(失礼ながら、若い人が親しんでいる略称「リケジョ」は、初めて知りました。「林業女子会」は知っていましたが ・・・。)
5年前、小保方さんが英国の世界的に有名な科学雑誌「Nature(ネイチャー)」に投稿した時、「あなたは過去何百年の細胞生物学の歴史を愚弄している。」と返事をもらったとの事。しかし、強い信念と根気で常識を打ち破った。「毎日が、今日やって失敗したら止めよう、明日失敗したらもう止めようと繰り返しの連続で5年過ぎた。」と、知的で笑顔の美しいリケジョの情熱には、多くの人が感動し期待を寄せている。お祖母さんからもらった白い割烹着も清楚で格好良かった。素人の私にはよくわからないが、人類の将来にとって驚くべき可能性を秘めた結果の様だ。
2)【商工中金 新年賀詞交歓会】 1月21日(火)17:00〜19:00 第一ホテル両国
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今年も恒例の行事が行われた。毎年参加しているが一年の移り変わりの速さを実感する時であり、同時に、昨年の反省と今年の抱負を胸に刻んだ。 |
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商工中金社長 杉山秀二様が出席され、年頭のご挨拶をされた。「景気もやや浮上傾向で、プカプカ浮かぶ凧ではなく、泳ぎ切る鳥になってください」との例えが印象的だった。 |
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参加者は約200名。新木場支店20周年の枡が配られ、日本酒で乾杯。ヒノキの香りがブレンドされ、絶妙な味わいに感激した。 |
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3)【異業種交流会】 1月28日(火)18:00〜19:30(於:三井生命大手町本社 17F)
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三井生命保険(株)の主催。最高の環境で夜景もきれい。私は千葉社長に同行し参加。参加者200名以上。 |
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会社案内の為に、右図の小道具を持参。
イ)天然の秋田杉、もみがらエコボード
ロ)パンフレット(深川東京モダン館他)
ハ)組合月報1月号(東京木材問屋(協))
ニ)写真(木場公園「木と暮しのふれあい展」)
ホ)木材・自然素材の施工事例アルバム。 |
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大勢と情報交換でき有益だった。主催者と関係者の皆様の親切なコーディネート力に感謝です。 |
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3軒隣に葛飾区の「菓匠 岩月」さんが出展。テレビで話題の、「モリンガどら焼き」を展示。甘党の千葉社長と私は、和菓子の芳醇な香りに引き寄せられた。モリンガという各種ビタミン、ミネラル等が豊富な木の栄養を白餡(しろあん)に練(ねりこ)み大ヒットとの事。 |
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榎本美佐緒(取締役)様と名刺交換、歓談。数日後、「モリンガどら焼き」を榎本様に電話発注。上品な美味しさに舌鼓。きれいな包装。ミニ商談成立! みなさんもどうぞお試しください! |
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【補足:モリンガ】(和名:西洋わさびの木)は、亜熱帯・熱帯地方に自生。原産はインドで、北インドやフィリピンで多く植林され、生育が非常に早いのが特徴。1年目で結実し、2年目で約10mに成長する。モリンガの「葉」「実」「種」「茎」「花」「根」の全てに沢山の利用価値がある。この木は、俗に「奇跡の木」とも言われ、人間が必要とする全ての栄養素、ビタミン、必須アミノ酸、ポリフェノール、ギャバを豊富にバランスよく含む植物で、日本でも沖縄県や熊本県等で栽培されている。又、モリンガは、二酸化炭素吸収量が杉の50倍と言われ、国連も植林を推奨しているそうです。いい勉強になりました。ご興味のある方は、ネットでお調べください。
4)【小野田寛郎さんが死去 91歳】 元陸軍少尉。1月16日、肺炎の為東京都内の病院で死去。終戦を知らず、1974年、フィリピンのルバング島で発見された。40年前、直立不動で最敬礼をした姿をテレビで見た時の衝撃を思い出す。そして、小野田さんの元指揮官がルバング島で小野田さんと面会し、小野田さんの任務が解除されたことを告げた。ぼろぼろの軍服姿の小野田さんは、終戦から30年近くたってようやく自分の剣を引き渡した。
小野田さんは、1974年帰国し、1975年にブラジルに移住し、牧場を開設。1984年には、ルバング島のジャングルで習得したサバイバルやキャンピング技術を日本の子供たちに伝える為に、小野田自然塾を立ち上げた。数奇な運命に翻弄された後、50歳を過ぎてから人生をやり直し、晩年に至るまで強靭な体力と精神力で社会貢献した事は評価される。
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この数年、反日の動きがより強力に組織化され、米国・欧州にまで拡大している。国際上では、黙認すれば容認したことになり、政府間では非難と反論の応酬合戦になっている。日本企業の駐在員や在留邦人、日系人社会も矢面にたたされており、嫌がらせやイジメも出始めているようで懸念される。実は私も、かつて海外滞在中に経験している。
難しい問題を含むが、日本人特有の感情である相手への配慮しすぎと戦略の無さが却って仇になっている一面もあると感じる。又、マスコミ各社の報道内容の差に驚くことが多い。インターネットの発達で国内外の情報は氾濫している為、他との読み比べも必要だと感じる。
上述した「STAP細胞」の小保方さん※始め、「モリンガどら焼き」の岩月さん、「ルバング島」の小野田さんの話の中にも、環境や立場は全く異なるが、夫々の情熱や創意工夫の中に共通する日本人らしさを感じる。又、2月8日、冬の祭典「ソチオリンピック」の開会式をテレビ鑑賞。日常の喧噪を忘れさせる素晴らしい演出で別世界に誘われ感動した。日本の良さをスポーツや和食文化等で積極的に世界へ発信することも、平和や安定に寄与する大切なことだと思う。その意味では、「2020東京オリンピック」が、大いなるチャンスでもあり期待が膨らむ。
(※):千葉県松戸市の出身。又、同市は、女性宇宙飛行士の山崎直子さんの出身地でもあり、著名人の女性が多い。
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