2023年暮れに、ボーっとテレビを見ていたら、「グレムリン2 Gremlins 2」をやっていた
1990年の映画である、クリスマスの夜に「ギズモ Gizmo」と言われる妖精が水を浴びて夜中に物を食ってグレムリンになってしまい、マンハッタンで騒ぎが起きるというもの

「グレムリン」の続編なのだが、舞台がニューヨークになっていて、チャイナタウンの再開発で野に放たれた ギズモ が、主人公に再会する
チャイナタウン再開発を目論見る実業家が「クランプ」、主人公が務める会社で、事務所は「クランプタワー」と、トランプ のもろパロディーになっている

主人公はデザイナーで、チャイナタウン再開発のパースを描いていたが、上司に「外構に木を植えろ」と言われ、しぶしぶ木(ニレ)を書き込んでいたところ、クランプの目に留まり、「ニレは、”ニレ立枯病”のイメージで良くない、全部消せ」と言われるシーンがある

日本語版なので意味が分からないが、「ニレ立枯病」は英語で Dutch elm disease 直訳オランダニレ病
Dutch (ダッチ) はオランダの事だが、たまたまオランダ人の学者が病原菌を同定しただけで、その名がついた
もともと東アジアの病気

オランダ人移民は、倹約家が多いので、隠語で”ケチ臭い”という意味もあり、「ニレを植えるとは、貧乏くさいからヤメロ」とトランプ(クランプ)が口にしたという描写だったのであろう

このブログ、見て下さる方は、ピンときたと思うが、
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よもやま話 「ナラ枯れ、樹木の世界三大病害」

※憧れのアメ車 ダッジ・チャージャー の ダッジ (クライスラー) の綴りは Dodge

ギズモん