2018.05.29
木材うんちく世界史の中の木材
フランス、イタリア、スペイン、地中海沿岸の国々は、食事がおいしく、ファッション、
観光の国として有名であるが、あまり知られていないのが、これらの国々の木材取引が
意外と多いと言う事。イタリアのミラノや、イタリアのヴァレンシアなどは家具の産地であり、木工業が盛んである。
イタリアのヴェネチアは、ヨーロッパの中でも有名な観光地の一つである。そのヴェネチアの山側には、いくつかの大きな材木屋が有る。その中のある材木屋を訪問した際、言われた事がある。
『我が社はその昔、ヴェネチアの町を海に造る際、海中に打つ木の杭の為の木材を、
山から出材した事から始まった。』
オーストラリアでは250年も続いている材木屋もあった。
木材の歴史は、世界的にもとても長いのであり、日本も例外ではない。
寄稿:井内良平