2023.06.06
加工・製材・流通重慶 (チョンチン)
ご存じ 重慶 (じゅうけい)
チョンチン (Chongqing) は、重慶 (中華人民共和国の直轄市) の呼び名、市の花は、椿 (カメリア Camellia)
チャンチン (Changing) 香椿・栴檀・チャイニーズマホガニー
チンチャン (Chingchan) 縞紫檀 (ローズウッド)
チンチョン 放送禁止用語 (Chingchong 英語圏でのアジア系への蔑称、絶対口にしてはいけない) チャンリンシャン はOK
似ている、カタカナにするとだが、よーく見つめているとゲシュタルト崩壊そうです
もっとも、中国地名の読み方は、昭和人と平成人でだいぶ変わっている
教科書研究センター『新 地名表記の手引き』(1994年)で、「外国の地名は、なるべくその国・地域なりの呼び方によって書く」「中国・朝鮮の地名は片仮名で書く。ただし、慣用として広く使用されているもの、その他必要のあるものについては、漢字を付記する」としてかららしい ※中国の地名・人名についての再確認 – NHK
わりと変わっていないのは、重慶 (じゅうけい) 北京 (ペキン) など、上海 (シャンハイ) など 海はハイと元々読みがちだし、厦門 (あもい) のような木材になじみの深い地名は、Xiamen シャーメン (チャーメン 焼麺ではない)、大連 (だいれん)は Dalian ダーリエン、遼東半島は リャオトンはんとう になりましたとさ
中国の港は、英語表記なので、とこだかさっぱりわからない
Best5 位は押さえておくか、中継港がコロナでロックダウンとなり、ひどい目にあったが
Shanghai (シャンハイ 上海港)
Ningbo-Zhoushan (ニンボー 寧波-[ヂョウシャン 舟山] 寧波舟山港)
Shenzhen (シェンチェン 深圳港 しんせん)
Qingdao (チンタオ 青島港)
Guangzhou (グアンジョウ 広州港 こうしゅう)
この ニンボーがしどかった
スエズ運河で座礁した船のスペースを抑えてあり、ヨーロッパでコンテナ積み込み予定だったので、キャンセルとなり、別の船となり、喜望峰経由、ニンボー港で、コンテナを下したところで一人陽性者が見つかり、世界第2位の取扱量のある港がロックダウン、ロッテルダム(Netherlands) から日本まで半年かかるという悲惨な運命をたどる木材もあったんですよ
というか、ヨーロッパの貨物は皆大変だった
ちゃん・リン・シャン、知らないか・・・
Aug,2023 追記
銀座亜寿多本店で暑気払いを行った際
前菜に出てきた クラゲ が「本店でしかお出ししていない “シュウザンクラゲ” です」との説明があった
歯ごたえがあっておいしかったのだが、モチロン材木屋なので、「シュウザン はどういう字?」と聞くと
「舟山です」との答えが返ってきた
寧波舟山港 の事である
「中国No2のコンテナ取扱量のある海で採れたクラゲかぁ バラスト水で汚染されてないの?」などとは、もちろん口には出さなかった
おとなになったものだ
マンボー