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2023.04.05

加工・製材・流通

ステンシルマーク・刷看板 (すりかんばん)・看板摺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近プレカットなどでは、直接印字されることが多くなった看板(規格・等級など)
ステンシルフォント (Windows Stencil Font) を見ればお判りの通り

 

 

 

 

 

 

 

貫通した際、脱落・ヒシャゲないように作った型抜きを使い、炭で刷った物をステンシルという
例えば、O (ローマ字のオー) なら ● (中心が無くなる) にならないように、()とする

型抜きしたものは、マーク屋に作ってもらう 

これは炭つぼ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

缶スプレーで、マーク付けをして、メンテしないと塗料が厚くなり使い物にならない
基本 炭で行う (塗料がしみ込まないし)

そもそも、そもそもですよ、内地材は 問屋が山 (産地製材所) から 格付け込(ミックス) で買っていたわけで、格付けは問屋が店の置場で行っていた。
その時等級付けして看板を刷っていたいた訳 問屋によっては、いい加減な格付けをしていた会社もあったとか (とくに上小節の様な微妙な等級)

原木を産地で買い、賃挽き工場で製材、格付け看板を刷っていた業者を 地挽屋という
その後、その手間をめんどくさいからと 産地で仕分けしてもらい、等級別価格で仕入れるようになり、直送できるようになり、問屋は木材市場で買えばいいって事になってしまった
当時からローグレードは、丸太で仕分けされるので、2等上と3等は混じることはない 込のサイズ (値段) で買うので、柱から間柱・小割と出来ただけ荷物が届く、山に特色があった

問屋が込みで買って、格付けして値付けするので、プライスリカバリーの良い山は、宝の山

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柱に関しては、木材が乾くよう、元口 (根本) を上にしてマーキングする
建築現場では、天地が逆になるのだが、集成柱は、その辺考慮する必要が無いので、現場ではひっくり返っていない そんなことで、クレームが来たり・・・
縁甲板は裏側に束単位、割り物も一丁ごとではなく、束単位でマークされている 


カナダの製材工場の、パッケージステーション

MAX 8 digit (8桁) を差し替えてマークする
グリーン材の木口は、RED END SEAL が基本、水性のWAXに赤い色を付けたもの、ステンシルも同じWAX (割れ止め) を使う

今回使わないステンシルが、左の方に置いてある
日本の炭で行うステンシルと違い、まあ・・・・
ただし、日本でもそうだが、輸出梱包には、マーク (Mark) は必須

Tag (タグ) は、荷札のこと
ステンシルマークしていないものは、タグが貼り付けられている

ステンシルマーク のある木材は、無い物に比べ、「モノが良く見える」 購買意欲がわく人体の不思議

新協商事株式会社
 関野 守康

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