2024.11.08
樹種ゴム (ゴムノキ Rubberwood)
観葉植物の「ゴムノキ」が流行っていた小学生低学年のころ (1970年代アポロが月に行った頃です)、台湾の貿易商の 呉君一家が近くに住んでいた。 (ゴーくん)
素敵な彼の家の応接間に、ゴムノキがあり、樹皮を傷つけて遊んでいたが、確かに白い樹脂が出たことを記憶している。 (葉は濃い緑、先っぽの新芽が赤いやつです)
自分の家にもゴムノキがあったが、そんなことをしたら親に怒られるのが分かっていたので、人の家のゴムノキで実験。
その後、その ゴムノキ がどうなったのかは知らない。
フィカス
観葉植物の、ゴムの木 (フィカス Ficus) は、クワ科イチジク属で、インドゴムの木
*ガジュマル、菩提樹 (インド)もフィカスです
フィカスベンジャミンsp (ficus benjamina)
画像出典 https://youtu.be/28I_cY8FhJ4
学名で 亜種 (変種・品種) の事を “~sp.” と書くことが多い、本当は Subspecies (サブ スピーシーズ) の短縮形
[~ssp.], [~subsp.] が、[~sp.] になった物で、スペシャル ではない
材木屋のいう ゴムの木 とは?
ゴム (Gum) ・ラバー (Rubber) は、樹液 (ラテックス Latex)に、硫黄だかなんかを混ぜて作ったもの
木材としての ゴムの木 は、パラゴムノキ (Para Rubber Tree)
ということは、西暦1,500年より前には ゴムを知らなかったって事、そして、プランテーションが生産開始するのが、1,900年頃
フリー板での ゴム は、この木
パラゴムノキ (Para Rubber Tree), マレーシア オーク(Malaysian Oak)、オリエンタルオーク も
この木です
主に インドネシアの プランテーションで、10年生くらいになると
ラテックス (latex) が取れなくなってくるので、植え替える際に伐採した物(丸太)を原料として、製材加工品が作られる
※10年周期で伐採植林するので、林区が10ある
戦争が終わった後もすぐには木材販売ができなかったので、法人だけ設立して、商売を始めたところもある
柏だか松戸に石橋産業があり、ゴム引きの地下足袋を製造販売していた (今のブリジストン)
そこに 仕入れに行くと、買えただけ売れたらしい (べらぼうな利益率だったとか)、世が世なら材木屋ではなく、タイヤ屋になっていたかも
他にもラテックスの採れるゴムの木がある・・・・つづく
ゴムラ