2020.03.27
木材の用語ダンネジってどんなネジ?
材木屋用語なのか、通称”ダンネジ”
ダンネジ(ダンネージ)要は、梱包(バンドル)
の足のこと、マン棒とも呼ぶ(漢字・語源不明、商品にくっついていないもの?)
語源は英語で Dunnege 意外と材木屋も知らない
2009年に植物防疫法施行規則が大幅に変わり、ダンネジは加熱処理(HT:Heat Treat)をしないと国境をまたげなくなった。いわゆる松くい虫の拡散防止のため
参考https://www.maff.go.jp/pps/j/konpozai/faq_jpn_2009_12.html
HT処理済みのスタンプがついてるダンネジを買う羽目に・・・
写真はカナダとスイスのダンネジ
近年ソリッドウッドではない、LVLをダンネジで見ることが多くなった、植検Okなので
梱包グレード(Util)なので、程度が悪いので使いまわしができない、外したらゴミ(又はパーティクルボード)に
濡らしたらダメなものを使わないで欲しい
ちなみに、桟 (ラス:Lath)も厚みによってはHTが必要(6mm以上)
Lath Every Row 各行にラスをって意味
スジとか桟とか、ラスって言われている
輸送時 スジ入れないと、木材が崩れる
この場合のスジは、紙だったり、元々薄板で十分
又、全段にラスを入れることで、木材が乾く
このラスは、厚いほど効果があるのだが、6mm 以下のモノを植検の為に使用
南洋材製品を取り扱っている人が見たら、気絶しそうな梱包 (北米では当たり前ながら)
フォークリフトで移動する木材梱包(バンドル)は、プロテクションボードが下に入っている
これも 植検の対象の為、一気にベニヤ(プライウッドやOSB)に変わった
それまで製材で出るベラ(とか言ってる商品にならない板)を使っていたのに、それはチップに
ベラの代わりにベニヤを買う羽目に(梱包グレードですが)
寄稿:ヒバゴン