検索

2020.11.25

加工・製材・流通

幅はぎとは2

幅はぎの接合方法には様々な種類があります。代表的なものを紹介します。

・芋継ぎ(平継ぎ、すり合わせ継ぎ):最も簡単な接合方法。接合面を平らにして接着剤で接合する
 

・ヤトイ実(さね):接合面の両方に溝を付け、その溝に堅木など別の材で作った「雇い実」をはめ込んで接着剤で接合する

・ビスケットジョイント:接合面の両方に専用の加工機で溝を付け、その溝にブナの圧縮材でできた専用の楕円形の実(さね)「ビスケット」をはめ込んで接着剤で接合する

・ダボ継ぎ:接合面の両方にドリル穴をあけ、その穴に円柱状の「ダボ」をはめ込んで接着剤で接合する

・金具接合:ボルト用の穴あけと座掘りをしてボルトと接着剤で接合したり、ポケットホールと呼ばれるナナメのビス穴をあけてビスと接着剤で接合する

・相互継ぎ:専用の加工機で接合面に継ぎ手(本実と溝)を作り、その継ぎ手をかみ合わせて接着剤で接合する

寄稿:秋川

幅はぎとは 2 / 3 1 23
戻る