2023.07.06
情報・趣味フルーツの木
以前に、昔の文献で、フルーツの木に鉛を流し、
「楽器(オルガン)の部品を作りたいけど、何かありませんか」
と、問い合わせがありました。
ある程度、長さ幅が取れて、使えそうなのは「くるみ」「くり」を提案したところ、
「りんご」「梨」「みかん」を使いたいと希望。
調べたところ、「りんご」も「みかん」も、普通には流通していません。
[一応、フローリングですが、
リンゴとナシ]
実のなる樹木は、
「桃栗3年」「柿8年」、何事も成就するのに、歳月が必要とするの、ことわざですが、
種から植えると、ある程度の数の実をとるまで時間がかかるため、
台木に、芽接ぎして収穫を早めたり、背の低い台木に接いで、収穫を容易くしたり、
果実農家は、接ぎ木しているようです。
実のなる樹は、接ぎ木をしなくても、内部に傷や割れが多く、
接ぎ木した台木は、負荷がかかり内部が、空洞になったりします。
実が取れるうちは、果実を取るので、
実が成らなくなった老木や、天災などで倒れた樹を製材しても、
取れても、スプーンなどの小物の様です。
家具用は、むずかしいようです。
実のなる樹で、アメリカンブラックチェリーを提案しました。
Makio