2024.06.07
情報・趣味構造用教材
材木屋なら一度は見たことのあるこの図
この図、日本建築学会
“構造用教材 I 第三版” 昭和53年(1978) \800
に掲載されている
第一版 は 昭和23年(1948)
第二版 は 昭和34年(1959)
いつからこの図が使われているのかは不明
(写真は 昭和58年(1983) 第三版 7刷)
そして、昭和56年(1981) に建築基準法改正、いわゆる新耐震 となって
構造用教材 I、構造用教材 II が統合
構造用教材 発行
第一版 は 1985 (昭和60年)
第二版 1995 (平成7年)
現在 第三版 2014 (平成26年)
となっている (写真は2022 第三版4刷 \2,000+Tax)
第三版では、和風構造・洋風構造の図が、
①在来軸組構法住宅、②枠組み壁工法(ツーバイフォー構法)住宅
に替わっている 1985から差し替えられたのかは不明
集成材構造については、仕様がマチマチながら記述はある
最近聞く機会が増えた CLT についてはまったく書いてない
2024年以降 版が進めば記載されるかも
もっとも樹種・素材については書いていない (フィンガージョイントという言葉さえも)
日本建築学会 発行ではない解説書には書いてあったり無かったり
四班