検索

2024.07.09

樹種

ローズウッド の今

ローズウッド 紫檀の事なのは皆さん度存知の通り

木材図鑑濃い色の木、ローズウッド (Rosewood), 合法木材・ワシントン条約 (CITES)
よもやま話 ローズウッド, ワシントン条約

CITES は (ワシントン条約 [絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約])

附属書 II ローズウッドはすべて
 現在は必ずしも絶滅のおそれはないが、取引を規制しなければ絶滅のおそれのあるもの。商業目的の取引は可能ですが、輸出国政府の発行する輸出許可書などが必要です。

附属書Ⅰローズウッドのうち、ブラジリアンローズウッド (ハカランダ Jacaranda) だけ
 絶滅の恐れのある種で取引による影響を受けている又は受けるおそれのあるもの。学術研究を目的とした取引は可能ですが、輸出国・輸入国双方の許可書が必要です。(商業目的の取引はできません。)

 


大阪税関によると Topix・新着情報
パラグアイ共和国からの国際宅配貨物を利用したワシントン条約に該当する木材の密輸入事件を告発(令和6年6月25日発表)だとか

大阪税関よりDL JFIFをJpeg 変換

一応転記

 大阪税関関西空港税関支署は、大阪府警生活安全部生活環境課及び大阪府東警察署と共同調査を実施し、令和6年6月24日、関税法違反にて犯則嫌疑者1名及び嫌疑法人を大阪地方検察庁に告発した。

1 犯則物件

  絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約附属書Ⅰ及びⅡに掲げる植物であるツルサイカチ属に該当する木材 1枚

2 事件の概要

 犯則嫌疑者1名及び嫌疑法人は、国際宅配貨物を利用して 絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約附属書Ⅰ及びⅡに掲げる植物であるツルサイカチ属に該当する木材1枚 をパラグアイ共和国から本邦に密輸入しようとしたが、令和6年2月6日、関西空港税関支署職員による輸入検査で発見され、その目的を遂げなかったものである。

  • 国際宅配貨物かぁ(そうじゃないかと思った)
    発送がパラグアイ、原産国不明
  • 附属書Ⅰ及びⅡに掲げる植物であるツルサイカチ属に該当する木材
    ってことは、ブラジリアン ローズウッド?、他なら [附属書Ⅰ]をわざわざ書かないと思ったが、どうも ローズウッド(ツルサイカチ属)と判定したみたいで、何とかローズウッド までは特定していない?
  • 木材1枚
    税関の写真は1枚じゃない様な、盛ってる?両津勘吉(りょうつ だった りょうず で変換できない)のような男の指導があった?
    マスコミによると 50枚、1枚を検査し、規制対象と判明
  • 職員による輸入検査
    マスコミによると 「パーフェロー」としてうその申告
    樹脂検査の結果、判明 (属までで、種までの同定は出来ない?)

原料での輸入は 附属書Ⅰは禁止、附属書Ⅱは輸出国政府の発行する輸出許可書が必要

ただし
2019年11/26
CITES 改正附属書(リンク切れの為、下記)の発効で、輸出入手続きが変更になり、楽器 (楽器部品、附属品を含む) の規制が免除になった模様
ワシントン条約附属書の改正に伴う我が国の輸出入手続き …経済産業庁 PDF Page5

※ここの 楽器部品・付属品 は、バイオリンなどのフリクションチューナーなど、楽器にくっついていないもの (?)
※家具はダメ、分解して再製材しちゃうから、もちろんベニヤ(単板)もダメ


パーフェロー (Pau Ferro) はローズウッド(ツルサイカチ属)ではないが、ボリビアンローズ (Bolivian Rosewood) で流通していたりしてる
CITESリストにない、一応マメ科

まめな

 

 

戻る