市場振興委員会

委員長:豊田 信一

■ 主な活動 (平成29年度)

※平成29年度事業計画(抜粋)
木材需要拡大の推進並びに業界発展のための協力と指導
市場振興対策
(新木場活性化及び「木の日」を中心とするPR運動を含む)の推進
合法木材及びJAS製品の推進
木と暮しのふれあい展、「木場・新木場の歴史」DVD制作、
各種講習会(JAS、木材技術)の企画と実施、木材需要拡大

■ 委員会活動報告 (平成28年度)

 恒例の東京都、都木連主催「第36回木と暮しのふれあい展」は前回同様、都立木場公園イベント広場に於いて、10月22日(土)、23日(日)の2日間に亘り開催された。両日共に絶好の晴天に恵まれ、過去最高の来場者数を記録した。開会後に早くも大きな賑わいを見せた様子から、同イベントが恒例の催しとして定着していることが実感できた。全体企画については、当組合担当の「ラリー形式イベント」は6回目となり、前回同様「組み木ペン立て」ラリーを企画、当組合を含む、関東森林管理局東京事務所、東京材木商協同組合、新東京木材商業協同組合の協力を得て、杉、桧、タモ、米ヒバの4つの樹種を用いて実施した。参加者には「緑の募金」にご協力頂ける様、当組合は率先して協力した。その他、「スタンプラリー」には、毎回好評の「木のハガキ」を対象イベントとして参画した。「第14回チャリティーオークション」では、組合員より多数ご提供頂いた木製品を出品して、東京緑化推進委員会の募金活動を支援した。当組合企画については、初めての試みや従来企画を見直すため、先行して正副委員長会議を開催して円滑な委員会活動に備え、委員会に於いて鋭意協議を重ね万全な準備を整えた。また、当組合マーク入りチラシを組合員に配付すると共に、江東区とその周辺地域の新聞折込として、10月20日(木)の朝刊に11万枚のチラシを入れた他、開会式の式典には、多数の組合員が参加して頂ける様周知徹底に努めた。前回同様に組合ブースの目印として「木のまちの門」を設置し、3階建木造住宅断面図の大型パネルの他、その周囲には木工教室の完成品、景品、粗品等を展示。体験型イベントとして、木工教室(折りたたみ式レジ袋スタンド、ちびっ子チェアー、円柱型オルゴール、ミックスボックス、ミニチュア椅子、花かご)、樹種当てクイズ、手がたの切り抜き、射的、木の表札作りを催した。その他にも、木の掘り出し市、木製品販売、当組合マーク入りチラシ持参者に対する粗品の進呈等を実施した。また、実演企画として、木彫刻の実演に加え、木り絵のハメパチ革紐ストラップ、鉋屑を使った工作(お花作り)を催した。新企画としては、木製プールを設置し、木製の魚を釣り上げる「Woodfishing」を催し好評を得た。この様に多岐に亘る企画を催し、都木連の中核を担う団体会員として「木の日イベント」に積極的に協力し、都民の皆様に広く、木材の良さを実感して頂いた。また、多数の組合員及び従業員とそのご家族の皆様にイベント協力者としてお手伝い頂き、複数の企画で過去最高の実績を記録する等、成功裏に無事終了した。来年度も次回開催に備え、より良い企画を実施出来る様に準備すると共に、同イベントの中核を担う団体として、来場者の木材に対する関心を更に高めて頂ける様に努めたい。
 「木材会館を見学に来る江東区内の小学生に地場産業である木材業の歴史と地域とのかかわり、そして木の素晴らしさを学んでもらいたい」という思いで、平成25年度から取り掛かり、約3年の制作期間を費やし、平成27年度末に漸く完成した「木場・新木場の歴史」DVDの内、児童向け地域学習教材「木のまち 木のはなし」が「映文連アワード2016」のソーシャルコミュニケーション部門において、部門優秀賞を受賞した。また、「2016年第90回キネマ旬報ベスト・テン」の文化映画部門の選考対象にノミネートされた。共に伝統と権威のある賞であり、制作の苦労が報われる喜ばしい出来事になった。尚、「木場・新木場の歴史」DVDの完成に伴い、その構成素材等を整理抜粋して制作する予定の資料編DVDについては、平成29年度の委員会活動に持ち越しており、委員会に於いて、取り入れるべき動画や画像等を鋭意精査する他、編集方法を取りまとめ、次代を担う組合員が有効活用出来る様な資料として制作したい。
 当委員会は、平成28年度の委員会の再編に伴い、「木と暮しのふれあい展」に関わる活動の他、「各種講習会(JAS、木材技術、その他)の企画と実施」を担当することになった。その初回として、新たな木材需要の創出が期待されると共に国を挙げて本格的な普及促進が進められている「CLT(直交集成板)」の講習会を企画、東京材木商協同組合にもご協力頂き、平成29年2月16日に木材会館7階大ホールに於いて「CLT講習会」を開催した。当日は対象者を材商の組合員及び従業員まで範囲を広げ周知を図った結果、95名の受講者にご参加頂き、講師の一般社団法人日本CLT協会の会長で、銘建工業株式会社代表取締役の中島浩一郎氏から「CLTの現状と今後」についてご講演頂きました。CLTに関しては後発になるが、国や自治体も国産材振興の意味も含め、相当な利用促進が図られており、手段によっては明るい未来は必ず来るという有意義な講習会になったと思われる。次回は、「合法木材の利用を促進する法律(クリーンウッド法)」が平成28年5月13日に成立し、平成29年5月20日に施行されるため、その研修を兼ねた講習会を企画、講師は全木連の担当者に依頼しており、平成29年7月頃の開催予定で進めている他、新たな試みとして、課外講習も企画しており、木材を多く利用している公共施設として、江東区有明に新設中で、平成30年(2018年)2月竣工、同4月開校予定の「(仮称)第二有明小・中学校」の見学会を実施する予定。組合員に役立つと共に従業員の知識向上に繋がる様な講習会を鋭意企画し、円滑に実施出来る様に準備したい。

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