東京木材問屋協同組合
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市場振興委員会
 

委員長 豊田 信一
 

主な活動(平成28年度)

木と暮しのふれあい展、「木場・新木場の歴史」DVD制作、
各種講習会(JAS、木材技術)の企画と実施、木材需要拡大


委員会活動報告(平成27年度)

 木材需要拡大の分野では、恒例の東京都、都木連主催の「第35回木と暮しのふれあい展」は前回同様、都立木場公園イベント広場に於いて、10月3日(土)、4日(日)の2日間に亘り開催された。近年は雨天に悩まされることが続いたが、今回は両日共に絶好の晴天に恵まれ、例年以上の来場者が訪れた。開会後に早くも大きな賑わいを見せた様子から、同イベントが恒例の催しとして定着していることが実感できた。
 全体企画の「ラリー形式イベント」は、当組合担当の企画として5回目となり、今回は前回同様「組み木ペン立て」ラリーを企画したが、内側の仕様を角型から円状に改良した他、部材には国産材利用拡大に繋がる様、杉、桧に変更し、秋田杉、天竜杉、吉野杉、大分県産の杉と吉野桧の5種類を用いた。この企画は当組合を含む出展11団体の協力を得て実施され、参加者には「緑の募金」にご協力頂ける様、当組合は率先して協力した。その他、「スタンプラリー」には、毎回好評の「木のハガキ」を対象イベントとして参画した。「第13回チャリティーオークション」では、組合員より多数ご提供頂いた木製品を出品して、東京緑化推進委員会の募金活動を支援した。
 当組合企画については、初めての試みや従来企画を見直すため、先行して正副委員長会を開催して備え、委員会に於いて鋭意協議を重ね準備を整えた。また、当組合マーク入りチラシを組合員に配付する共に、江東区とその周辺地域の新聞折込として、11万枚を10月1日(木)の朝刊に入れた他、開会式の式典には、多数の組合員が参加して頂ける様周知徹底に努めた。今回は組合ブースの目印として「木のまちの門」を設置して、その周囲に木工教室の完成見本や販売品及び景品を展示した他、当組合の総合案内所を設け、イベント会場の4分の1を占めるテントを担当する組合企画の配置図を配付する等して、その内容が解り易く把握出来る様にPRした。主幹の実演企画では、結桶師による桶製作の実演を披露した。新企画では「射的」として東北産ブナ材の木製ゴムライフルで20樹種の的を当てる企画の他、木の自由広場を設け、その中で「木の表札作り」として杉の木製アルファベットで表札を作る企画を実施した。また、「樹種当クイズ」用の木製日用品を日本三大美林、日本三大人工美林、木曽五木、唐木三大銘木で製作された木工品に刷新した。その他、「木工教室」「手がたの切り抜き」「かんな削り体験」「木のダンベル色付け」「動物将棋対戦」「かんなくずのプールとすべり台」「木の掘り出し市」「木製品販売」「当組合マーク入りチラシ持参者に対する粗品の進呈」等の前回から継続する多岐に亘る企画を夫々実施した結果、多数の組合員及び従業員とそのご家族の皆様にイベント協力者としてお手伝い頂き、複数の企画で過去最高の実績を記録する等、成功裏に無事終了した。
 来年度も次回開催に備え、より良い企画を実施出来る様に準備すると共に、同イベントの中核を担う団体として、来場者の木材に対する関心を更に高めて頂ける様に努めたい。
 また、「木場・新木場の歴史」DVD完成に伴う「資料編」DVDを制作する他、「木と暮しのふれあい展」以外の市場振興に繋がる企画を検討したい。

 「木場・新木場の歴史」DVD制作の分野では、平成25年度から市場振興委員会の正副委員長が中心となって取り組んでいた「木場・新木場の歴史」DVD制作の役割を「DVD制作委員会」が引き継ぎ、平成27年度に発足した。DVD制作に至る主な経緯としては、木のまち新木場のランドマークである「木材会館」を社会科見学として訪れる江東区内の児童に「木の素晴しさ」を感じてもらうと共に、地場産業である木材業の歴史と地域とのかかわりについても動画を交えて楽しく学んで欲しいという思いから始まり、その歴史は当組合の歴史であることから、組合創立百周年記念として編纂され、平成21年に刊行された「江戸東京木材史」の映像版を合せて制作することになり、その映像制作は(株)NHKエンタープライズ((株)イメージサイエンス)に依頼した。委員会では構成案を完成台本に至るまで幾度も再考を重ね、同時に構成素材を確認して映像に取り入れる内容や表現方法等を鋭意推敲した。今年度は企画構成から撮影編集の段階に移り、数回に亘る仮編集の試写、ナレーション収録、パッケージデザイン等の作業を経て、当初の予定通り、年度末に仕上がり完遂に至った。DVDの制作に伴い、撮影取材並びに貴重な資料をご提供頂いた多数の方々に感謝申し上げます。
 尚、DVDは組合員及び撮影、資料協力先に送付する他、江東区立の小中学校、図書館等へ寄贈します。
 今後は構成素材として収集撮影した映像及び画像データを後世の組合活動で有効活用出来る様、「資料編」DVDを市場振興委員会が担当して制作する予定である。

 各種講習会(JAS、木材技術)の企画と実施の分野では、品質・規格の保証されたJAS製材品は、良質な木造住宅の建築に欠かす事の出来ない資材である。特に構造用に使用される木材は、品質性能が明確なものが求められており、JAS製材品はこれに応える事が出来る資材である。家を建てる消費者・需要者に安心、安全、そして満足を届けるのがJAS製材品であり、その普及促進を図るべく、当委員会ではJAS製材品普及推進展示会に参加する等、JAS製材品の現状把握に努め、組合員及び従業員を対象とした講習会を企画する等してJAS制度の理解向上と普及促進に努めている。
 今年度は「第3回JAS講習会」を平成28年2月4日に開催した。今回は、過去2回に亘るJAS講習会シリーズの総括として、今一度、JAS制度の規格を再確認すると共に、木質建材(合板、フローリング、集成材、枠組壁工法構造用製材)のJAS規格に重点を置き、更に日本農林規格と諸外国のナショナル規格との異同、特に北米、北欧との比較を合わせた講習内容を企画し、講師には前回同様、独立行政法人農林水産消費安全技術センター本部規格検査課の調査官を招き、「木質建材のJAS規格・北米北欧の規格との比較」と題してご講演頂いた。講習会では当方の要望に応えるため、短時間に相当量の内容を取り入れたが、講師による解り易い資料や丁寧な解説により、内容の濃い充実した講習会となった。(受講人数は過去最多の81名)
 今回を以って一連のJAS講習会シリーズは最終回となるが、当委員会では今回のアンケート結果を参考に、引き続き、木材流通業者、木材問屋としての知見を深め、日々の商売の一助となり、組合員及び従業員に役立つ様な講習等を企画したい。


 


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