市場振興委員会

委員長:河合 信一郎

■ 主な活動 (平成30年度)

※平成30年度事業計画(抜粋)
1.木材需要拡大の推進並びに業界発展のための協力と指導
2.市場振興対策(新木場活性化及び「木の日」を中心とするPR運動を含む)の推進
9.合法木材、認証木材及びJAS製品の推進
木と暮しのふれあい展、各種講習会の企画と実施、木材需要拡大

■ 委員会活動報告 (平成29年度)

 恒例の東京都、都木連主催「第37回木と暮しのふれあい展」は前回同様、都立木場公園イベント広場に於いて、10月7日(土)、8日(日)の2日間に亘り開催された。今回は、3連休の初日と中日に当たり、初日の午前中は雨に見舞われたが、天候は午後には回復して、2日目は晴天に恵まれ、過去最高の来場者数を記録した。天候に関わらず賑わいを見せた様子から、同イベントが恒例の催しとして定着していることが実感出来た。全体企画のアトラクションとして、ステージでは、元加賀小PTA和太鼓倶楽部、木場の木遣、キャラクターショー(宇宙戦隊キュウレンジャー)、葵太鼓、辰巳太鼓が演じられた他、イベント広場では、詩吟(当組合文化厚生委員会文化教室詩吟会)、ホルン演奏、木に親しむコーナー(木工教室、丸太切り体験、木のおもちゃ遊び)、い木い木キャンペーン(木製品展示販売、チャリティーオークション)、苗木プレゼント(ブルーベリーとオリーブ各日先着500本)等が実施された。また、当組合をはじめ、材商、新東京、木場製材、原木、銘木、都買連、都林業研究グループ連絡協議会、都農水振興財団・東京緑化推進委員会、関東森林管理局東京事務所、東京都森林組合、都椎連、都合連、TOKYO木材ネットワーク、都立城南・城東職業能力開発センター、東京中小建築業協会、全建総連東京都連、生協・消費者住宅センター、大多摩観光連盟他、各出展団体のテント張りブースに於いて、多種多様なイベントが催された。尚、当組合では、組合ブースの目印として「木のまちの門」を設置すると共に、その周囲に木工教室の完成品の他、景品、粗品等を展示して集客に努め、更に今回は、原点回帰を図るため、木工教室に注力し、新型のちびっ子チェアー、コロコロキャリー、木製ラック、めがねスタンド、スマホスタンド、ロボタロー、壁掛け棚、多目的ボックスの他、毎回好評のミニチュア椅子と花かごを合わせ、充実した内容の木工教室を展開した。その他、樹種当てクイズ、手がたの切り抜き、射的、Wood fishing、木の表札作り、木の掘り出し市、木製品販売、当組合マーク入りチラシ持参者に対する粗品の進呈等を実施した。全体企画の「第15回チャリティーオークション」については、当組合、材商、新東京が持ち回りで担当しており、今回は当組合が当番として2日間に亘ってオークションを取り仕切り、当組合の組合員及び他団体から提供品を多数出品して頂き、緑の募金に貢献出来る様に尽力した。また、「スタンプラリー」には、木のハガキ(来年の自分に宛てたハガキ)を対象イベントとして参画した。組合企画の実施にあたっては、初めての試みや過去の企画を見直すため、先行して正副委員長会議を開催して円滑な委員会活動に備え、委員会に於いては鋭意協議を重ね万全を期して本番に臨んだ。また、当組合マーク入りチラシを組合員に配付すると共に、江東区とその周辺地域の新聞折込として、10月5日(木)の朝刊6紙(日経、読売、朝日、毎日、産経、東京)に前回に比べ3万枚増の計14万枚のチラシを折り込んだ他、開会式の式典には、組合員に多数参加して頂ける様に周知を図った。この様に多岐に亘る企画を催し、都木連の団体会員として「木の日イベント」に積極的に協力し、都民の皆様に広く木材の良さを実感して頂いた。また、多数の組合員及び従業員とそのご家族の皆様には、イベント協力者として延べ約230名の方々にお手伝い頂いた結果、複数の企画で過去最高の実績を記録する等、成功裏に無事終了した。慰労会及び反省会は従来委員会で開催していたが、今回は協力者全員を対象とする「打ち上げ」を10月12日(木)午後6時30分から音楽ビアプラザライオン銀座店に於いて開催したところ、約100名が参加した。来年度も引き続き次回の開催に備え、より良い企画を実施出来る様に準備すると共に、同イベントの中核を担う団体として、木の温もり、優しさ、森の大切さを知ってもらい、暮らしの中で身近に木を使って頂ける様に努めたい。
 「各種講習会の企画と実施」については、「合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律(通称「クリーンウッド法」)」が平成28年5月20日に公布、平成29年5月20日に施行されたので、先ずは、その講習会を企画した。業界紙では「同法の施行は視界不良の船出に、運用も秋頃になる見込み」との報道もあり、組合員及び従業員に同法の周知を図るため、当初は早期開催を予定したが、全木連及び都木連に相談したところ、前提として「木材・木材製品の合法性、持続可能性の証明のためのガイドライン(通称「合法木材」)」との関連性等を明確にする必要があるとの理由から、日程調整の結果、平成29年7月4日に木材会館7階大ホールに於いて開催することに至った。この講習会には、当組合の組合員及び従業員の他、他団体の組合員を含む多数の業界関係者にご参加頂く為、都木連の主催行事「クリーンウッド法説明会」として開催することになり、当組合は共催の団体会員として協力した。タイムリーな関心の高い説明会ということで、申込人数は予想を上回り、当日は多数の受講者にご参加頂き、講師の全木連、森田常務理事から「クリーンウッド法」の概要と運営についてご講演頂き、この法律によって日本の違法伐採対策はどの様に変わるのか、木材を取り扱う企業は具体的に何を求められる様になるのか等の解説があった(参加者141名)。
 次いで、新たな試みとなる屋外講習を予定しており、その初回として「木材を多く利用している公共施設」の見学会を企画し、平成30年4月の開校で、江東区内初の小中一貫教育校「江東区立有明西学園」の団体見学会を平成30年2月27日に実施した。組合員及び従業員から多数の申込があり、当日は大型貸し切りバスに乗車して見学先に向かい、現地に於いて、工事施工担当の(株)竹中工務店の担当者から開校の経緯から施設の特徴の他、同社木造建築の技術面に至るまで、スライドを用いて詳細に説明して頂いた後、同社の担当者に引率され、建設中の校舎内部、外構周りを見学させて頂き、随所に於いて、その仕様等を解り易く説明して頂いた。木の温もりが活かされると共に木育も兼ねた仕様の校舎作りであり、江東区の地場産業である木材を適材適所に多く使用し、屋内外を問わずに、木質化、木構造化が図られた「江東区の学校施設」ならではの設計施工に大いに感心させられた。尚、今回は引き渡しを翌日に控えた日程で、竣工間際の校舎を特別に見学することが出来た(参加者38名)。
来年度も組合員に役立つと共に従業員の知識向上に繋がる様な講習会、見学会等を企画し、円滑に実施出来る様に準備したい。

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