工事の記録
RECORD OF CONSTRUCTION

   
製材所の視察(その1) メイン:製材所の視察(その2)>>

下呂駅から車で30分程のところにある製材所に視察で訪れました。ここでは建物で使用する木材の製材と乾燥を行います。製材所は原木や丸太の保管場所が必要なので、工場はとても広く沢山の木がおいてあります。こちらでは、まず皮剥き機で丸太の皮をむき、製材機により四方鋸引きをし、角材を製材します。次にこれを乾燥のための炉に入れます。製材した木はで余計な乾燥をしないよう、製材されたらなるべく早く乾燥炉に入れるそうです。乾燥炉は一度に入れられる数量が限られますので、その許容量にあわせて乾燥炉に入るだけの量を順次製材していくそうです。
今回の視察にあわせて、木肌が比較できるよう、材料を用意していただきました。視察のために乾燥前に暫くの間放置することになるので、材料の表面が乾燥しないように水をかけて保湿養生しているそうです。乾燥前に水をかけるのはなにやら不思議な気もしますが、表面だけが乾燥してしまうと、乾燥炉に入れて全体を乾燥させた時に表面に割れが出てしまうそうです。
by NIKKEN SEKKEI.ltd :2008-04-10:木材の工事:

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