工事の記録
RECORD OF CONSTRUCTION

 
4階立上~5階床 コンクリート打設

4階立上~5階床のコンクリートの打設を行いました。木材会館の基準階の一層の床面積は約900㎡です。それを2工区(2回)に分けて打ちます。すでに1工区を打ち終えており、本日は2工区目の打設を行いました。

写真は左のミキサー車から圧送ポンプ車にコンクリートを移している様子です。ポンプ車の下に接続されている圧送管から5階の床までコンクリートを送ります。
圧送管はタワークレーンの竪穴を伝って上がります。左の写真は1階でタワークレーンの穴に入っていく様子、右の写真は5階の床へと出てきている様子です。
圧送管にホースを接続している様子。
打設中はコンクリートが型枠の隅まで全体に行き渡るよう工夫をします。コンクリートが途中でつまったりしないように、バイブレーターと呼ばれる振動器具で直接撹拌したり棒でつついたりします。または型枠を外から木槌でたたいたりします。
手に持っているのがバイブレーターです。これを上から挿入し型枠に入れたコンクリートを撹拌します。
上からコンクリートを入れている時、下では型枠を木槌で叩いています。
写真は型枠を押さえている単管に設置するバイブレーターです。予めセットしておき、コンクリートが来たときにスイッチを入れ振動を与えます。だいたいは壁の隅の下の方に設けます。右の写真:単管に取り付くクリップのようなものに振動機がついています。撹拌や振動は与えすぎてもいけません。コンクリートにバランスよく混ざっている骨材などが分離しないよう様子を見ながら加減をします。
工区分けの部分。手前が先日打った1工区、奥が本日打っている2工区です。外周の柱壁を打っていき、最後に中央の床を打ちます。
本日5階の床まで打ち終り、建物の高さももうすぐ20mを超えます。最終高さの半分を少し超えました。
写真は西側の空地から撮影したものです。防護ネットごしに躯体の様子が伺えます。
by NIKKEN SEKKEI.ltd :2008-11-19:躯体の工事:

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