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市場振興委員会

委員長:河合 信一郎

■ 主な活動 (令和2年度)

※令和2年度事業計画(抜粋)
1.木材需要拡大の推進並びに業界発展のための協力と指導
2.市場振興対策(新木場活性化及び「木の日」を中心とするPR運動を含む)の推進
9.合法木材及びJAS製品の推進
木と暮しのふれあい展、各種講習会の企画と実施、木材需要拡大

■ 委員会活動報告 (令和元年度)

 当委員会では組合事業として掲げられている「市場振興対策(新木場活性及び「木の日」を中心とするPR運動を含む)の推進」を主な委員会活動として担当しており「木と暮しのふれあい展」に於ける組合企画等の実施に向け、委員会を開催して鋭意協議している。恒例の東京都、都木連主催「第39回木と暮しのふれあい展」は、前回同様、都立木場公園イベント広場に於いて、令和元年10月5日(土)、6日(日)の2日間に亘り盛大に開催された。当日は当組合をはじめ、材商、新東京、木場製材、原木、銘木、都買連、都林業研究グループ連絡協議会、都農水振興財団・東京緑化推進委員会、関東森林管理局東京事務所、東京都森林組合、都椎連、都合連、TOKYO木材ネットワーク、都立城南・城東職業能力開発センター、東京中小建築業協会、全建総連東京都連、生協・消費者住宅センター、大多摩観光連盟他、各出展団体のテント張りブースに於いて、多種多様なイベントが催された。当組合では、木工教室としては「腰掛」「木箱」「傘立て」「箸作り」「ミニチュア椅子」と「花かご」等の多岐に亘る充実したラインナップを取り揃えた。また、組合企画としては、最長の実績を誇る「樹種当てクイズ」については、内容を刷新して催した他、前回同様に「手がたの切り抜き」「射的」「木の表札作り」を夫々実施した。新企画としては「枡積みゲーム」を催し好評を得た。新たな試みとしては、小学生を対象とした木育企画「夢のまちをつくろう」を実施した。その他にも「木の葉書」「木の掘り出し市」「木製品販売」「木工完成品販売」「当組合マーク入りチラシ持参者に対する粗品の進呈」を実施する等、都木連の中核を担う団体会員として木の日のイベントに積極的に協力し、都民の皆様に広く、木材の良さを実感して頂いた。尚、前回に引き続き、組合企画にご協力を頂いた方々(組合員及び従業員とそのご家族)を対象とする「打ち上げ」を令和元年10月17日に音楽ビアプラザライオン銀座店に於いて開催した。次回「第40回木と暮しのふれあい展」は、令和2年10月3日(土)、4日(日)に開催される予定。来年度も引き続き次回の開催に備え、より良い企画を実施出来る様に万全を期して準備すると共に、木の温もり、優しさ、森の大切さを知ってもらい、暮らしの中で身近に木を使って頂ける様に努めたい。その他の委員会活動としては、令和2年2月7日に屋外講習の一環として、(株)竹中工務店(エンジニアリング本部、木造・木質建築推進部門)主催の「フラッツウッズ木場」竣工時“体験会”に参加した。今回は参加人数に制限が設けられていたため、当組合の役員に限定して実施することに至り、当日は、貸し切りバスに乗車して見学先に向かい、役員及び事務局の計10名が参加した。「フラッツウッズ木場」については、(株)竹中工務店の木造技術が採用されており、中高層木造建築のシンボル的な作品に位置付けられるが、一般的な見学会の内容に加えて、森林グランドサイクル(自然と同調し、植えて育てて伐って使うという山の環境を維持し、木造建築を建てることで都市と地域を結ぶ資源・産業・経済の循環を促す)を体験してSDGs(持続可能な開発目標)に関心を持ち、環境建築である木造建築を訴求し、情報の発掘に繋げて行くという主旨で、実際に建物を見学すると共に説明を受け、耐火集成材の「燃エンウッド」や「CLT」「RC構造プラス“木”」の建築など、鉄やコンクリートと木材を組み合わせたものが、適材適所に使われるハイブリッドな木造建築は、これからの建築としての取り組みであり、目指して行くべきものであると考えさせられる見学会になったと思われる。来年度は木材会館紹介映像の音声(解説ナレーション)付きDVDの制作を企画している。今後も引き続き、組合員に役立つと共に従業員の知識向上に繋がる様な講習会、見学会等を企画し、円滑に実施出来る様に準備したい。

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