１月２３日（火）午後５時から、当組合並びに東京材木商協同組合（以下、材商）共催の「平成３０年新年特売懇親会」を木材会館７階大ホールに於いて、当組合の馬田特売委員長司会の下、ご来賓をはじめ、両組合の役員、特売会加盟店及び関係各位の皆様に多数ご参加頂き盛大に開催致しました。
　先ず、売方を代表して、当組合の渡辺理事長は「皆さん、改めまして、明けましておめでとうございます。皆様には、ご健勝にて新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。当組合と材商の共同事業であります「特売会」は、昭和２７年の創設以来、本年で６７年目を迎えます。永年に亘り格別のご贔屓を賜り誠に有難うございます。本日は年始恒例の「新年特売懇親会」の開催に際し、ご来賓各位にはご多端の中ご光臨を賜り誠に有難うございます。心より御礼申し上げます。また、材商、並びに当組合の特売会加盟店、関係者の皆様には、昨日の雪で大変足元の悪い中、多数ご出席を頂き有難うございます。さて、日本経済の現状については、ご承知の通り、緩やかな景気回復が続いております。この景気回復期間は、昨年１２月の政府発表によれば、２０１２年１２月から戦後２位のいざなぎ景気を超える長さとなった可能性が高く、２０２０年の東京五輪まで続き、戦後最長期間を更新する見通しであります。木材業界では、「公共建築物等木材利用促進法」が平成２２年１０月に施行され、７年以上が経過致し、木材利用に積極的な流れを生むと共に木材に対する関心も高まっております。この流れを、何とかして我々の手に取り戻すべく、新しい商流に対応した商品を取り扱う為の努力にチャレンジすることが重要であると考えております。特売会の売上実績につきましては、平成１５年に１０億円台を割り込んで以降、長年に亘り、減少傾向が続いておりましたが、平成２６年に漸く８億円台に回復し、昨年は、創意工夫を施した期間限定キャンペーン等を催し、買方の底上げと売上向上を図った結果、年間売上目標額にはあと一歩及びませんでしたが、８億円台の売上実績は４年連続で維持することが出来ました。厳しい状況の中、買方の皆様のお買上、売方の熱心な商売に対して厚く御礼申し上げます。本年は、年間売上目標額を是非とも達成したいと考えておりますので、買方の皆様方に多大なるご贔屓を賜りたいと存じます。皆様と共に木材を商い、木材業界の発展向上に繋がる様々な政策を結実させるにも、我々が木材需要拡大の先頭に立って消費者に訴えて行く事が重要であります。その為にも先ず間近な特売会をご利用頂き、特売会が大繁盛致します様、心からご協力をお願い申し上げます。結びになりますが、本年を「良い年にするぞ」という気概を持って取り組んで頂きます様、お願い申し上げ、また、本年が皆様方にとって素晴らしい年であります様、ご祈念申し上げまして、ご挨拶と致します」（要旨）と申し上げました。
　次いで、買方を代表して、材商の青木理事長が挨拶を述べられた後、売方を代表して、当組合の吉条顧問（全木連・都木連会長）からご祝辞を頂戴致しました。
　続いて、平成２９年の「高額買上５０社」並びに「高額売上３０社」を発表し、各受賞社を代表して、買方（材商）の株式会社角重　小島経彦様、売方（問屋）の江戸川木材工業株式会社代表取締役　市川大介様が、夫々賞品を受取ると共に、謝辞を述べられました。
　また、買方を代表して、材商の多田顧問、金融機関を代表して、商工組合中央金庫、新木場支店長の二階堂様からご祝辞を頂戴致しました。
　式典終了後は、会場を６階小ホールへ場所を移し、材商の河原塚副理事長が乾杯のご発声と共に、「特売会」の更なる発展を祈念し、大きな盃を飲み干され、懇親会が始まりました。
　懇親会では、元旦の朝に絞り上げる新しい年最初の純米吟醸酒「元旦しぼり」と、特売会オリジナルラベル付きの日本酒が振る舞われ、賑やかに進んでいく中、当組合の渡辺特売副委員長の司会の下、恒例の「お楽しみ抽選会」を催し、銀行賞には、買方（材商）の谷口木材株式会社（江戸川支部）様、多田木材株式会社（本城支部）様、材商理事長賞には、売方（問屋）の株式会社丸増ベニヤ商会様、問屋理事長賞には、買方（材商）の株式会社米山材木店（浅草支部）様が夫々当選されました。
　宴が盛り上がる中、午後７時頃、当組合の庄司副理事長の手締めによって目出度く閉会となりました。

• 
  渡辺理事長（問屋）

• 青木理事長（材商）
• 吉条顧問（問屋）
• 高額買上社代表
  (株)角重（本城支部）小島様
• 高額売上社代表
  江戸川木材工業(株)　市川様
• 多田顧問（材商）
• 商工組合中央金庫
  新木場支店長　二階堂様
• 式典の様子
• 乾杯のご発声
  河原塚副理事長（材商）
• 三菱東京ＵＦＪ銀行
  深川支社長　石井様
• 特売会 新規加盟店（問屋）
  森林商事(株)様
• 懇親会の様子
• 手締め　庄司副理事長（問屋）